Ｔｅｒａ＠新川爆釣会管理人のつぶやき

えっとですね、今日一日ですね、実は対応に追われてたのですよ。
分譲マンションの設計監理が主な業務の我が社。
日が経つにつれ徐々に各デベロッパー様からお問い合わせが。。。
で、協力いただいてる構造設計事務所各社にお電話するとですね、
皆さん、もう電話に出たくないって感じでヘロヘロなんですよ。
ずっとこの問題の対応に追われててですね、仕事にならないらしいです。

さて、折角なんで構造設計事務所に構造設計を依頼するパターンをご紹介しておきましょう。
だいたい以下の３パターンが通常です。
１）デベロッパーと構造設計事務所が構造設計を直接設計契約。
２）デベロッパーと請負契約を結んだ施工会社が構造設計事務所と請負契約。
３）デベロッパーと設計契約した設計事務所が構造設計事務所と請負契約。

１の場合の構造上の責任は構造設計事務所。
２の場合は施工会社。
３の場合は設計事務所ですね。

ココで皆さん報道との矛盾を感じましたか？
そうなんです。姉歯が責任追及されるのは１の場合だけなんです。
（姉歯が設計者として確認申請提出した場合は当然姉歯の責任）
姉歯がやった事の是非は別にして、施工会社や設計事務所が
「知らなかった」と言うのは、実は話の通らない事なんです。
ここでのチェック機能が働かずに審査機関がノーチェックで通したことだけを
追求するのもおかしな話なんです。
本来は「鉄筋少なくね？」って突っ込まなきゃいけないんです。

まったく。。。こんなことして銭儲けに走るバカがいるとは
悲しい話ですが・・・事実なんですね。まったく悲しいですが。。。


阪神・淡路大震災の、あの驚愕の映像から、
彼らは何を学んでいたんでしょうか？？？


まったく悲しすぎます。。。