Ｔｅｒａ＠新川爆釣会管理人のつぶやき

今日も元気にパイプでプカプカ♪

と言う事で、実は定期的に我が田舎「名寄」の地元紙である「名寄新聞」のHPをチェックしていたりします。

で、今回見ていて気になった記事がこちら。
－－－（引用開始）－－－
寒さに負けず楽しむ名寄西小の雪中運動会

【名寄】名寄西小学校（原啓子校長、児童二百五十一人）の雪中運動会が五日、同校グラウンドで開かれ、子供たちが元気に雪とたわむれた。
　全校集会の一環として開いたもので、ゲームを通して児童の交流、連帯感を深めることなどが趣旨。ゲームは児童会が企画した。
　学年対抗の雪合戦では、雪がサラサラで雪玉が空中分解する場面もあったが、相手の攻撃をかわしながら勢い良く雪玉を投げ付けていた。雪山の斜面を利用した鬼ごっご「地獄登り」では、雪に足を取られながらも、鬼に捕まらないよう頂上まで全力で走り切った。
－－－（引用終了）－－－

我が母校、名寄西小学校の記事です。
この中で注目してほしいのは「雪がサラサラで雪玉が空中分解する場面もあったが」って部分。
私、札幌に住んで２０年近くなりますが、こんな雪に今までなったことはありません。
この「サラサラ雪」は気温が超低い時に降った雪です。
道内の方ならこの時期の超厳寒時に体験した方も数多くいらっしゃるでしょう。

で、私が田舎に住んでいた「超お坊ちゃま」な頃（ｗ　は、この「サラサラ雪」がこの時期は当たり前でした。
雪玉作って雪合戦なんて出来ませんし、カマクラも作ったことがありません。
除雪車が通った跡の路肩の雪とかなら固まってますが、基本的に雪とは「固まらないもの」であった訳です。
雪が「固められる」様になるのは３月以降の気温が上がり陽気になってきた頃からの話。

で、このサラサラ雪。
ガキの頃は雪合戦も出来ない、秋田名物のカマクラも作れないと子供的に「つまんねぇ存在」でしたが、
大人になってこの「サラサラ雪」が「パウダースノー」と言うかっこいいカタカナ語で羨望の的だったと言う事を
知る事になる訳です。

「サラサラ雪」をガキの頃から体感している私は、当然ながら雪が降っても傘なんぞさしません。
え？なんでって？答えは簡単。「濡れないから」。

「雪が降っているのに濡れない」

これ、まず体感しない限り理解できない感覚です。
雪を単なる「H2O」の固形版的な考え方をしているとこの感覚は一生理解できません。
札幌で今開催している雪祭りとリンクして気温、湿度、風速等様々な要因で変わる「雪」を
久々に思い出させてくれるニュースでした。