Ｔｅｒａ＠新川爆釣会管理人のつぶやき

日本ハム・・・延長戦の末・・・楽天に敗れ開幕３連敗(ーー;)
と言う事でプロ野球のほうは置いといて（ｗ

とうとう今日発射されましたね、テポドン２。
「何で迎撃しない！」と、強気な方も間違いなくいらっしゃるでしょうが、
「日本には何も被害が無かった。」と言う点においては万人全て「とりあえず結果オーライ」と
思ったのではないでしょうか。

と言う事で、私個人が感じたことを少々。
まず最初は日本目線。
何も被害なく無事通過してくれた訳ですが、日本上空をミサイルが通過したのは間違いない事実。
「頭の上を飛びそうなミサイルが来ても落ちるかどうか見守る国。それがJAPAN」
とこの一件で世界はそう認識したハズです。
少なくとも北朝鮮は日本を無視して直接米国本土を攻撃出来るミサイルを開発しても日本は手出ししない。
そして、日本が危なくても米国は手出ししない。と言う事を今回の件で同時に知った訳です。
間違いなく今回の件で日本は外交カードをひとつ失ったと。私はそう思っています。

さてお次は北朝鮮目線。
無事日本上空を通過出来るミサイルの開発に成功！までは手放しで喜べるんでしょうが、
どうやら米国発表によると衛星（と称する物体）を宇宙の軌道に乗せることは出来なかったようだと報じています。
北朝鮮側は衛星が無事軌道に乗って「金日成の歌」と「金正日の歌」を宇宙から流していると報じていますが
まぁ、どちらの報道に信憑性があると感じるか(^^♪
と言う事で、テポドン２はまだまだ「購買欲」をそそるほど魅力的な「武器商品」にはなりえていないと言う結果に
終わったようです。これでは国威発揚程度には効果があったでしょうが肝心な外貨獲得にまでは
至れない。国家経営的には今回の発射は「失敗」と言うことになってしまいます。

と言う事で、私的今回の結論。
「両者それぞれオウンゴール１点ずつで引き分け」と言う事でどうでしょう？（ｗ


個人的には、発射探知と同時にＦ－２やＦ－１５、Ｆ－１６を日本海に向けて発進させて、
射程範囲外で届かないの判っててもＳＭ３撃って「戦闘機も迎撃ミサイルも届きませんでした。」程度の
パフォーマンスはして欲しかったなと。
「ＳＭ３一発何億するとおもってるんだ！」って言うのも判りますが、今後の国益、あるいは外交カードとして
その「億単位の無駄な消費」は必要経費だと思うんですよね。
「今、無駄かどうか」で税金論始めちゃったら確かに無駄。そんな事は単純な算数。支出数億、収入０円ですからね。
国益を収支論や単年度経営でしか見れない人達には受け入れられない理論でしょう。
小松政夫さんの往年のギャグじゃないですが「長～い目」で見ないと。
「国益」は「今」の為じゃありません。次世代の為に。国家１００年の未来の為に。この視点が欠けたら
それは「国益」じゃありません。





実は私、今回のこの「一発」で終わらない気がしてるんですよ。
いや、それこそ「無駄な心配性」で終われば良いなと思っているんですが・・・
４／９が北朝鮮の党大会（？）でしたっけ？大きな政治的な会議がありますよね。
その為の「国威発揚パフォーマンス」的な意味合いも今回はあると報じられてますよね。
で、前述のように「微妙なオウンゴールによる引き分け」的な結果じゃ満足できず
ノドンを４／９までの間に・・・・・・・・・・やめた。無いと信じてます。(^_^;)






自衛隊の皆さん。４／９までは、気を引き締めてまいりましょう！