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2009年07月07日

新聞を読み比べてみよう

先日の投稿で「情報弱者のご老人」と言う事を書かせていただきました。
せっかくなので読み比べてみましょうと思いまして、比較的極端な書き方になりやすい
記事をあえて選んで見ました(w

で、選んだ記事は沖縄の与那国島に防衛相が陸自配備検討と言う記事。

まずは比較的事実関係のみの短い記事を配信した日経新聞
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与那国島に陸自配置を検討 防衛相
 浜田靖一防衛相は6日の閣議後記者会見で、日本最西端の沖縄県与那国島への陸上自衛隊の配置について「防衛だけでなく災害でも地域からの要望があり、自衛隊の配置は当然検討に値する」と述べ、具体化に向けて検討を加速する考えを示した。政府は現行の防衛計画の大綱で島しょ防衛の体制整備を明記している。与那国町議会も昨年、自衛隊誘致の要請を決議して、浜田防衛相に陸自の配置を求めていた。
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続いて左寄りと言われている毎日新聞
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防衛省:沖縄・与那国島に陸自配備検討 防衛相8日現地へ
 防衛省が日本最西端にある沖縄県の与那国島に、陸上自衛隊の部隊配備を検討していることが7日分かった。年末に改定する「防衛計画の大綱」(防衛大綱)へ盛り込むことも想定している。浜田靖一防衛相が8日、歴代防衛相(防衛庁長官)として、初めて与那国島を訪れ、外間守吉(ほかましゅきち)与那国町長と配備を巡って意見交換する。ただ、同島から約150キロの距離に中国が領有権を主張する尖閣諸島があり、中国からの反発を懸念する声もある

 浜田防衛相は6日の記者会見で「与那国を含む南西諸島の防衛のあり方は重要で、検討に値すると考えている」と述べ、陸自の部隊配備に前向きな姿勢を示しており、与那国島には陸自幹部も同行する。

 現在の防衛大綱では、「実効的な対処能力を備えた体制を保持する」として島しょ防衛の必要性をうたっている。現在、沖縄県には陸自の第1混成団が配備されているが、今年度中に約300人増員して第15旅団に改編される。同省はそれに伴い、陸自部隊の配備先として、沖縄本島から約500キロ離れた国境近くの与那国島を候補地としている。

 地元の与那国町議会は昨年9月、自衛隊の配備を要請する決議を賛成多数で可決。外間町長が6月30日、防衛省を訪れ浜田防衛相に陸自配備を求めた。

 ただ与那国島は台湾まで約110キロ、中国本土(福建省)まで約350キロという位置にあり、中国を刺激する可能性が高い。【仙石恭】
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最後は右寄りの産経新聞
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与那国島に「陸自配置」 国境の守り、意思明示

与那国島 政府は4日、日本最西端に位置する沖縄県の与那国島(よなぐにじま)に陸上自衛隊の部隊を配置する方針を決めた。年内に策定する次期中期防衛力整備計画(平成22~27年度)に盛り込む。複数の政府・与党関係者が明らかにした。実現すれば、沖縄で本島以外へ陸上部隊を配置するのは初めてとなる。付近を航行する船舶の監視を行うとともに、離島防衛の意思を明確にするのが目的で、軍事力を増強し東シナ海での活動を活発化させる中国に対抗し、南西諸島の防衛力を強化する狙いがある

 配置する部隊は、レーダーなどで船舶の航行情報を収集する沿岸監視隊となる見通しで、規模は数十人。防衛省は、那覇市に司令部を置く陸自第1混成団(約1800人)を今年度末までに約300人増強し旅団に格上げし、その後、旅団から与那国島に部隊を新たに置き、レーダーサイトも設置する。

 実戦部隊の配置は、島内に演習を行える十分な土地がないことや、中国、台湾を刺激しないよう配慮した結果、見送る方針だ。ただ、与那国島には2000メートルの滑走路を持つ与那国空港があるため、将来的には有事の際に陸自部隊の来援を受け入れたり、海自の哨戒機P3Cを配備したりすることもありそうだ。

 与那国島は台湾まで約110キロ足らずの“国境の島”だ。中台海峡で紛争が起これば、影響を受ける可能性がある。また、米軍統治期の影響で、島の西側3分の2は台湾が領空侵犯に有効に対処するために設けた防空識別圏(ADIZ)に含まれ、18年8月に台湾が軍事演習を行った際、島西部が訓練区域に入り日本側が抗議したこともある


 中国、台湾が領有権を主張する日本固有の領土、尖閣諸島(中国名・釣魚島)までも約120キロの距離しかない。尖閣諸島の領有権問題や東シナ海のガス田開発をめぐる中国の活発な動きは、島民にとって憂慮すべき事態となっていた。

 一方、島内は2カ所の駐在所に警察官2人がいるだけで、自衛隊が駐留する沖縄本島までも約500キロも離れている。周辺有事が起こったり、侵略があったりしても防衛できない問題が指摘されていた。

 与那国町議会は昨年9月、自衛隊誘致の要請決議を賛成多数で可決した。外間守吉(ほかましゆきち)町長と崎原孫吉(さきはらそんきち)町会議長は6月30日、浜田靖一防衛相に陸自の誘致を求めた。浜田防衛相は週明けに与那国島を視察する。自民党も同月9日、防衛計画の大綱見直しに関する提言で、国境離島の領域警備体制の確立と南西諸島防衛の強化を政府に求めていた。

 与那国町にとって自衛隊の誘致は、防衛省が基地受け入れ自治体に対して行う補助金事業への期待感もある。外間町長も産経新聞の取材に「自衛隊誘致は島の活性化と安全確保につながる一挙両得の選択だ」と話している。与那国島は周囲約28キロ、人口約1700人。観光とサトウキビ栽培、漁業が主力産業。
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ちなみに読売新聞と朝日新聞と北海道新聞はサイト内検索を掛けましたが
記事を見つける事が出来ませんでした。


さてどうでしょう。
日経はまぁ、防衛産業が輸出解禁でもしてりゃ株価に影響あるんでもうちょっと深追いするのかも
知れませんが、現時点ではこんなニュースじゃ投資家の心をくすぐらないのでベタ記事扱いでしょうか?(w

毎日はさすが左寄りの新聞だけあって中国様のご機嫌を損ねそうなこのニュースに思いっきり政府に
警告しています。(w

対する産経は堂々の2ページ分。目一杯気合入れて「中国なんて気にしない!それっワカチコ!ワカチコ!」
とばかりにあおりまくってます(w

ね、道新しか読んでなければこのニュースには気付けません。知る手段無いんですから。
毎日しか読んでなければ「刺激するな!」って思うでしょうし、逆に産経しか読んでなければ
「やっと本気になったか!」って思うでしょう。

どっちが正しいとか、どこの書き方が正解だとか、そんなのはないんです。
各紙全て”現状では”全部「正しい」んですよ。
以前は「新聞は主観を入れるな!」と書きましたが、現状がこのように各紙の主義主張と言う
フィルターを通した記事しか目に出来ない。
出来ないんであれば、各紙に目を通して個々人のバランスを保つしか方法がないと、今は思っています。

1紙の論調を全面的に信用するんじゃなく、自分独自の「フィルター」を作り出していく。
しかもそのフィルターはいくつあっても良いんです。
外交は右寄りフィルター、防衛は中道フィルター、福祉は左寄りフィルターと言う感じで
個々の記事毎に「自分フィルター」を作っていく。で、年齢が上がるにつれフィルターが変化しても良い。

個々人が自分の「意思」でニュースを読み、考え、考察し、判断する。
これをやるには1紙の情報だけでは偏った論調になるって事は上記のたった3紙の記事を見ただけでも
一目瞭然でしょう。

ここを見れる人って事はネット環境が間違いなくある人ですよね?(w
だったら1日30分で良いですから、各紙読んでみましょう。
普段はいつも読んでる新聞のサイトをいつも通りに訪問してください。
で、気になったニュースがあれば、その時に各紙の同じニュース記事を探して見て下さい。

これやり始めると、不思議といつも以上に新聞に集中して読むようになりますよ!ぜひお試しを!



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Posted by Tera@新爆会 at 23:36│Comments(0)時事/報道
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